せんけい苑ではスタッフの知識向上・スキルアップを目的に月に一度、勉強会を
開催しています。今月は「災害時の非常食」をテーマに開催しました。
まず、最初に非常食の実演調理です。
今回、実際に実演で調理をした食品です。
右にあるのは、アルファ化米を使用した食品です。
アルファ化米の調理はとても簡単で、お湯を沸かしてアルファ化米の中に入れて
待つだけで完成します。
左にあるのは、「発熱剤」というものを用いて食品を温めるタイプの非常食です。
実際に発熱剤を用いて温めている様子です。発熱中は90度近い温度まで上がり、
出来上がり時は熱々の状態で食べることが出来ますよ。
どんな時でも、温かい食事が食べられるというのは嬉しいことですね。
アルファ化米の食品でも、付属のレトルト食品を一緒に温められるようにパッケージの
作りが工夫されていたりと、非常食も日々進化してきているのが分かります。
調理の実演後、災害時に備える大切さについて説明し、勉強会は終了しました。
災害がいつ発生するかは、誰にも分かりません。最近では、非常食を備えている
ご家庭が徐々に増えてきています。災害発生を想定し、非常食を備えたり、水や熱源を
確保しておくことはとても大事です。
備えといっても特別に難しいことをするわけではありません。
自分や家族の周りで災害が起こった時に、できるだけ普段の食事に近い状態の備蓄を
準備しておくことで、自分や家族への影響を最小限にすることができます。
普段から備えておくことで、いざという時の安心感が違います。
災害発生時に自分の家庭では何が必要かを、ご家族で相談して進めてみると良いですね。